休職期間の過ごし方
月曜日, 9月 12th, 2016過酷な労働条件で働いていれば、うつ病など精神疾患にかかりやすくなる。ブラック企業が問題視されている今、こうした事態は決して他人事ではないのだ。精神面の問題を抱えて仕事を離職する事態は、誰もができるだけ避けたいものだ。一度うつ病になると完治するまでには時間が掛かるため、再び社会復帰を果たすためには十分な時間を掛けざるを得なくなる。
万が一、休職をする事態になってしまったのであれば、十分に休んでこれからの人生を考えてみることが大切だ。一度うつ病から離職して復帰する事を考えるなら、きちんと仕事を支障なく続けられる精神状態かどうか現状のチェックをしてもらった方が望ましい。精神カウンセラーの診察を受け精神状態について診断してもらい、職場復帰ができるかどうかを客観的に判断してもらうのだ。もしうつ病の症状がまだ残るようであれば、まだ社会復帰を先延ばしした方が良いことも多い。
何度も休職に追い込まれてしまう人は、「仕事をすぐに再開しなければ」と焦ってしまう傾向にある。その焦りが余計に精神的な不安を招き、かえってうつ病を招きかねない。精神的な余裕を持つよう心掛け、社会復帰のプレッシャーから解放されることが、仕事への復職の近道になる。
うつ病は、仕事が自分に合っていないからこそ起きているといっても過言ではない。再び仕事で過密スケジュールに従事すれば、うつ病を再発するのは目にみえている。重要なのは自分を大切にすることだ。心を追い込まれないような、余裕を持って働けるような職場を選ぶべきである。無理せず自身に合った仕事を探すのが、うつ病の再発を防ぐ解決策になる。休職の時間を自分の心としっかり向き合う時間として過ごせたなら、精神の問題を乗り越えて社会復帰を果たすことができるだろう。
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